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「ストレスチェック制度」の導入 

ストレスチェック


 従業員の過労によるうつや心の不調、精神疾患の急増で労災認定は2014年度には史上最も多く497件に上昇しました。過去10年間で企業の経済的損失は4億になり、心身の不調に悩む会社員が全業種で平均56.7%上昇し、ついに損失は約3兆円に達しています。

このような状況の中で、2015年12月1日から、従業員の心理状況を調査する「ストレスチェック制度」が法定義務化されました。これは、サービス残業や過重労働によるストレスと心身の不調を未然に防止するのが目的で、常時雇用の従業員が50人以上の事業所及び地方自治体や学校などが対象となっています。

 年に一度、従業員や職員を対象にストレスチェックのアンケート調査を実施し、その結果を本人に知らせてメンタルヘルスに対する理解を高めようという試み。
 特別に高いストレスが確認された従業員に対しては、本人が希望すれば精神科医の面接が実施され、うつなど精神疾患への可能性を事前に予防し、職場就労環境の改善、残業時間の短縮、休日出勤の削減、職場異動などの対応策を医師が事業者に意見するとされています。

 職場環境の分析は、事業者が積極的に取り組むための「集団分析」で、個人の結果を総合的に分析し、職場全体のストレス状況を把握し、環境を改善することが求められています。

 いずれにしても、職場のストレスがうつなど心身の不調に結びつくことが実証されています。自らできるストレス対策として、自宅や職場で簡単に実修できるヨガの呼吸気法や、椅子で行うヨガ・アーサナ(ヨガのポーズ)、さらに瞑想に取り組むことでストレスが緩和されますので、企業の理解のうえ福利厚生として検討されるとよいでしょう。

「川上メソッド」では、個人の潜在意識・潜在心理を解明し分析するために、専門のカウンセラーが潜在心理カウンセリングを行っています。

 お気軽にご相談ください。

経営心理・癒しのコンサルタント  川上光正 記

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確固とした信念を持つ(2) 

川上光正ブログ2

(前回のつづき)こうあるべきだ、こうすべきではないという原理、信念は人間の背骨のようなもので、一つの確固とした信念を持っている人の生活や生き方は、その背骨を支柱としてまっすぐに立ち、揺るがない。風雨にさらされようと不動である。


 一方、信念を持たない人のそれは、風向きによって左を向いたり右を向いたり、定型のない風見鶏的なものになってしまう。戦中は戦争を賛美しておきながら、平和が訪れるや昔のことを忘れてしまう、そんなふうな無定見なものになってしまう。


 どちらが、リーダーとして適性か。どちらが部下の信頼と尊敬を集めるか。いうまでもないだろう。


 信念とは、「~すべきだ」という良心の命令に基づいた義務といえる。そこが、「~したい」という欲望と異なるところである。また、「~でありたい」とする希望とも違っている


。義務とは、やってもやらなくてもいいというあいまいな理想や目的ではなく、しなくてはならないという自主的な命令であり、実践である。そこから信念と責任が生まれてくるのである。


 価値観が多様化し、相対化していく時代だからこそ、私はこうするのだ、これだけはしないのだという「不動の信念」「不動の精神力」が必要になってくる。とくに、リーダーは組織を正しい方向へ導き、人心を一つにまとめる義務と責任を負っている。


「匹夫の志も奪うべからず」
 と孔子もいっている。どんなに低い身分の者でも、その人が確固とした信念を持っていれば、いかなる財力、いかなる権威もこれを曲げることはできないのである。


 まして、人の上に立つリーダーは不動の信念、見識、原理原則、哲学、スタイルをもって事に当たり、人を動かさなくてはならない。それがリーダーの責務である。

(拙著:『リーダーの精神哲学』 1997年発刊 より)

確固とした信念を持つ 

川上光正ブログ1

イギリス人は実に頑固なまでに原理原則にこだわると言われる。
 たとえば、イギリス人はお茶を飲むときに、出席者に「ミルク、ファースト」か「ティー、ファースト」かを聞いて回るという。カップにミルクを先に入れるか、紅茶を先に入れるかを聞くのである。


 一つのカップの中にミルクを先に入れても、ティーを先に入れても結果は同じである。が、しかし、イギリス人はそこに原理を感じて、尊重するのである。それは彼らの生活の理念であり、大げさにいえば「哲学」にまでなっているのだ。


 また、大作家ヘミングウェイは、「書ける、書けないは別にして、毎朝、決まった時間に机の前にすわるようにしている」と著述の秘訣を述べている。彼の仕事のスタイル、フォームである。


 こうした、他人から見たら、どうでもいいような「こだわり」、原理原則、スタイルを持つことはリーダーにとって重要なことである。原理を持ち、それを守ることは、リーダーの見識や信念を形づくるからである。


 人間とは弱い生き物で、利に動かされ、時の勢いに流されがちである。物事を有利不利、損得、大小、強弱などで判断してしまいがちだ。


バブル時代に、本業より財テクをしたほうが儲かると聞き、実際に他の会社がそれで儲けているのを見れば、自分もそうしたくなる。つまり、周囲に影響されて、あっちをかじってみたり、こっちをつついてみたりの無定見になってしまいがちなのだ。


 こうした無定見の。愚’からまぬがれるのは、リーダーの「何がどうなっても、これだけはしない」という見識、原理、信念である。(次回へつづく)

(拙著:『リーダーの精神哲学』 1997年発刊 より)

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